本日Yahooのサーチエンジンシステム「YST」が、インデックスをフルアップデートしたとのことです。
これにより検索順位の比較的大きな変動が起こるようです。
インデックスのアップデートについては細かい変動は日々行われているようですが、今回公式なアナウンスでのフルアップデートということで、Yahooでの順位の変動が大きいサイトもあるかもしれません。気になる方はぜひサイトの検索順位をチェックしてみてください。
個人的には管理しているサイトの中でそこそこ順位を上げたサイトもあったので(15位→6位程度)一安心しつつ、フルアップデートの直後しばらくは順位の激しい変動が続くという情報もあるので少し長い目で見守りたいと思っています。
読売新聞 関西発カテゴリでSEOについてのニュースが取り上げられていました。「検索で上位」のはずが…SEO業界団体に苦情続々(現在はページが表示されないようです)。
記事の内容は、「○○というキーワードで御社のサイトを上位○位以内を保証します」的なサービスをうたうSEO業者に企業がSEO対策を依頼したところ、それまで16~40位だったホームページの順位が上がるどころか、300位以下に下がってしまったというものだそうです。検索順位保証をうたったSEO業者は専用のソフトを5年リースで契約させたとのことですが、順位を上げるどころか大幅に下げてしまう結果となってしまったそうです。順位を下げられた企業はクレームをつけたものの、当のSEO業者は「検索エンジンの上位表示を100%保証していたわけではない」と逃げているそうです。
SEOという言葉が生まれて数年経ちますが、ある程度SEOについての知識を持っていれば、検索結果の上位表示を100%保証できる術などないことは分かっています。が、一般ユーザはSEOについて「検索エンジンで自分とこのホームページを上位表示できる魔法の裏技」という誤った認識を持たれている場合も少なくありません。私がクライアントからSEOについて聞かれた際は、上位表示の保証が確実ではないことを明確に説明するようにしています。
前回のエントリーでも紹介しましたが、YahooやGoogleなどの各検索エンジンは検索結果の最適化のために、不正な順位上げを図るサイトやサービスを厳しく取り締まる動きを見せています。ホームページのSEO対策を外部に発注する際は、発注先の業者にどのようなSEO対策を施すのか十分説明を受けた方が良いと思いますし、またその方法が正しいものかどうかをできる範囲で確認した方が良いと思います。
久しぶりにSEO系のネタです。最近SEOという言葉、もしくは検索エンジンでの上位表示について一般のクライアントから質問・依頼を受けるケースが増えてきたという感じがしています。
そんな中、好ましくない方法でSEO効果を図っているサイトが増えていることについて、Googleが警告を発しています。以下Googleからの引用です。
Google では、ユーザーによりよい検索結果を提供するため、ユーザーと検索エンジンにとって分かりやすい明瞭なコンテンツを作成するようお願いしております。しかし、すべてのウェブ サイトがユーザーを考慮して作られているわけではありません。自身のサイトへの有料リンクという形で PageRank™ を「買おう」とするサイト所有者もいます。リンクの購入による PageRank の向上は、Google の 品質に関するガイドラインに違反します。Google ではアルゴリズム的手法を含むさまざまな手法により、有料リンクを検出しています。また、ユーザーからのご報告も参考にさせていただいております。リンクの購入や販売を行っているサイトをご存じの場合は、ぜひ下記にご記入の上、お知らせください。送信内容を調査させていただくとともに、お送りいただいたデータを有料リンクの検出アルゴリズムに役立たせていただきます。
不正にリンクを獲得しているサイト情報をユーザがGoogleへ報告することにより、検索エンジンアルゴリズムのチューンナップを図るということのようです。不正サイトと報告されることによってすぐさま検索結果から除外されるようなことは無さそうですが、そのうち検索結果の変動へとつながっていくのだと思います。
実際ビジネスに直結するようなビッグキーワードで上位表示されているサイトの中には明らかにおかしいリンクを獲得しているサイトもあります(業種と全く関係ないサイトからのリンクなど)。これまで検索エンジンのアルゴリズムは、ユーザが本来望む検索結果を正しく順位づけて表示するように日々改良され続けてきましたが、ユーザからのフィードバックという非プログラム的要素を生かそうというのはWeb2.0ぽいといえばそんな感じですね。
一ユーザとしても制作側としても今回のGoogleの発表は歓迎するところですが、気になる問題としては今後Googleがどう検索エンジンのアルゴリズムを改良して不正なサイトと判断するかの基準です。もしかしたら不正と感じずに制作したHTMLが不正とみなされ順位を落とす可能性もあるかもしれません。これは例えばアクセス解析やブログパーツなど、本来サイト運営の補助的な機能を追加した場合には外部へのサイトリンクが張られることになる場合があるので、良いと思って設置した機能がSEO的にマイナスとなる可能性が考えられます。
ということで歓迎しつつも警戒したりしています。今後の動向に注目ですね。
この1、2月は今までになく仕事や問い合わせが多い。特にサイトからの問い合わせが増えた。
SEO(検索エンジン最適化)やSEM(検索エンジンマーケティング)も業務の範疇なので、その類の仕事をクライアントから依頼された場合に、自分のサイトで効果を見せられるに越したことはない。というより「SEOや検索エンジンマーケティングが重要なんです」とただ言っても、「SEOってホントに効果出せるの?検索の上位に表示させられるようにできるの?」と聞かれた時に示せるものがないとカッコ悪いというか話にならない(SEOの根本はただの検索上位狙いではないけどもここは極端な話)。
ビッグキーワードのみでは上位表示は厳しいのと、打ち合わせ等で足を運べる地域の範囲が青森ということ、後は業務内容を考慮して「青森 ホームページ 制作」とか「青森 web 作成」とか「青森 ホームページ ウェブ サイト デザイン 製作」等等のキーワードで上位に表示されるように、やや漠然とキーワードを選定してSEOを施している。
以前からGoogleではわりと高い評価が継続して得られていたものの、Yahooでの評価がイマイチだったので、YahooでのSEO効果を得るために調査し適用したところ、ここ数日で順位が目に見えて上がった(2007年2月10日AM11:00現在 「青森 サイト 制作」で1位。「青森県 ホームページ 制作」で2位。「青森県 ホームページ 製作」で2位。「青森県 ウェブ 制作」で1位など)。ただしYahooの検索エンジンシステムYSTは不安定な検索結果を出す時があるので、個人的にはGoogleでの検索結果を信用しがち。
それより驚いたのはYahooの順位変動の早さ。1日おきで変動している感じ。ひょっとしたらリアルタイムに近いペースで順位の変動が起こっているのかも。かといってキャッシュ具合を見るにただ単純なリアルタイム変動ではないっぽい。検索エンジンのアルゴリズムは奥が深いし、サービス元によってその中身も異なる。
SEOの基本は数年前から変わっていないように感じるが、インターネット内で生まれる技術や流行を敏感に感じ取っていれば、SEOやSEMに有効な新しい方法などに気付くことができる。最近ではSMO(ソーシャルメディア最適化)という概念も生まれてきた。SNSやBLOGに代表されるCGM(Consumer Generated Media)、要するにユーザがコンテンツを生成する仕組みが爆発的に広がりを見せている中、この大きなパワーや流れをどうWebマーケティングに生かすか。SEOやSEMにも応用を利かせ効果を出すことができるはず。
仕事上常に注目しているGoogle(グーグル)について、NHKスペシャルで取り上げられるということで今日見ました。
最初にピンと来たのは検索エンジンマーケティングという言葉。これは業界ではSEM(検索エンジンマーケティング)を指すと思いますが、番組内ではSEO(検索エンジン最適化)とSEMをひとつのものとして紹介していました。とはいえ、SEOもSEMに含まれると言えば言うのですけどもね。
番組ではGoogleの検索結果に依存して生活し収入を得ている若者や、会社の業績を3倍に伸ばした中小企業、そして検索エンジンマーケティングを業務としているWeb制作会社などが例として取り上げられ、Googleが今の社会に与える影響の大きさについてこれでもかと流されました。
また、SEOやSEMの手法についても一部が紹介されていました。厳密には「そんなざっくばらんな紹介でいいのかな」的な部分もありましたが、Googleが禁止しているスパムについても触れていましたし、別にWeb人だけが見ているわけでもないのでいいかと。
今後のGoogleの展開についても紹介されていましたが、Google社員の「Google政府」「Google通貨」「株式市場支配」などはちょっとぞっとしました(笑)なんだかGoogleならやってしまいそうな気もしなくもないとか思ったり・・・。
突っ込みどころとしては、今回の番組内容が主にアメリカを市場としたGoogleの躍進がメインだったところでしょうか。アメリカと日本ではGoogleが検索エンジンとして使用されている割合が違い、アメリカではGoogleが圧倒的に多いですが日本はYahoo!が検索エンジンとして使われることが多いです(これは日本特有の傾向らしいです)。番組を見ている人は「検索エンジン=Google」という印象になるでしょうが、実際に日本で最も使われている検索エンジンはYahoo!です。また、Yahoo!とGoogleでは出稿するキーワード広告(番組ではターゲット広告とされていました)も異なります。Googleも少しずつ日本市場でシェアを伸ばしているそうですが。
個人的には仕事上、Googleのサービスには検索をはじめ色々とお世話になっていますし、業務にも活用させていただいています。Googleでの当方のホームページの検索結果もわりと上位にきておりますし(検索エンジンマーケティングも業務として行っておりますので)、もちろん自分のホームページだけではなく、クライアント様からのご要望で検索エンジンマーケティングを行い、結果を出せた実績もあります。
話がそれましたが、Googleの動向には今後も注目ですね。とありきたりな言葉で了。
今日のエントリーは私の個人ブログからの引用です。
↓以下転載
仕事柄こういう話題には敏感です。
BMWとリコーの独サイト、SEO対策問題でGoogle検索から削除
今回はJavascriptの使い方がGoogleインデックスからの削除になったらしいです。Javascriptを使ったリダイレクト(アクセスすると同時に別のページへ飛ばす)がSEOスパムになりやすいのは周知でしたけど、BMWという超メジャー企業がこれに引っかかり実際にスパム制裁を受けたことによって、どんなサイトでも「ダメ やり過ぎSEO」を覚えて運営しておかないと怖いことになりますね。ことネットショップで主要な業務と収益を成り立たせているような企業は死活問題なので、この辺自分も注意しときます。
上の例とは関係なく、Googleがたまたま検索結果からサイトを削除してしまう時があるので、もし検索しても見えなくなった時は落ち着いた対応でいきたいです。
検索エンジン大手のGoogleがアクセス解析サービスGoogle Analyticsを始めています。
解析レポートの種類が80種類以上にもなるサービスがなんと無料で提供されるということもあって開始当初から申し込みが殺到し、現在では新規登録が一時中止されています(2006年1月6日現在)。
解析できる内容は、アクセスしてきたユーザが使用しているブラウザ・OS・画面解像度・地域や接続速度などから、アドワーズ広告のコンバージョンレートまで幅広い情報を把握できるそうです。80種類というのは本当にすごいので自分も試してみたいと思いつつ、登録募集再開まで首を長くして待つことにします^^;